日商簿記2級 · 工業簿記 · 3分解説
2027年度対応
個別原価計算の仕損・補修指図書
正常な仕損を補修する場合は補修指図書に補修原価を集計する。このページでは、計算順序と勘定の流れを固定します。
このページで扱う論点:個別原価計算における仕損
2級範囲メモ2級では補修指図書に集計した正常仕損費を当初の製造指図書へ直接経費として賦課する処理を押さえます。仕損費を製造部門へ間接経費として賦課する処理は上級範囲です。
30秒で結論
- 正常な仕損を補修する場合は補修指図書に補修原価を集計する
- 補修指図書に集計された原価が仕損費
- 2級では当初の製造指図書へ直接経費として賦課する処理を押さえる
公式・型
仕損費=補修指図書に集計された補修原価
当該指図書原価=仕損発生前原価+仕損費
解き方の順番
- 補修材料・補修労務・配賦間接費を補修指図書に集計する
- 補修指図書の合計を仕損費とする
- 仕損費を当初指図書へ振り替える
間違えやすいポイント
- 正常仕損を原価外の損失にする
- 補修指図書の原価を製造間接費へ賦課する
- 補修費を元の指図書に加え忘れる
3問だけ確認
Q1. 製造指図書No.205で正常な仕損が生じ、補修指図書を発行した。補修に直接材料費18,000円、直接労務費12,000円を要し、製造間接費は直接労務費の150%を配賦する。仕損費はいくらか。
答えを見る
C 48,000円
補修指図書に集計する原価は18,000+12,000+12,000×150%=48,000円。この補修原価が仕損費となる。
補修指図書に集計する原価は18,000+12,000+12,000×150%=48,000円。この補修原価が仕損費となる。
Q2. 正常な仕損の補修指図書に48,000円が集計された。仕損費を当初の製造指図書No.205へ直接経費として賦課する仕訳はどれか。
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D (借)仕掛品(No.205) 48,000 / (貸)仕掛品(補修指図書) 48,000
2級で扱う直接経費処理では、補修指図書に集計した仕損費を当初の製造指図書へ振り替える。
2級で扱う直接経費処理では、補修指図書に集計した仕損費を当初の製造指図書へ振り替える。
Q3. 製造指図書No.206の仕損発生前の原価は400,000円である。正常な仕損の補修指図書に50,000円が集計され、当該指図書へ直接経費として賦課した。No.206の製造原価はいくらか。
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A 450,000円
正常な仕損費50,000円を当該指図書の製造原価へ加えるため、400,000+50,000=450,000円。
正常な仕損費50,000円を当該指図書の製造原価へ加えるため、400,000+50,000=450,000円。
理解できたら10問だけ
この論点を含む工業簿記2級の問題を10問だけ解いて定着させます。
この論点を含む10問を解く →参照方針:提供された「日商簿記2級 工業簿記」教科書・問題集の論点構成・用語・難易度を基準に監査し、本文・例題は簿記RUSH用の独自表現です。