QUALITY POLICY
問題・解説の品質方針
短い問題でも曖昧にしない。年度差を混ぜない。修正した問題はもう一度確認する。
問題数より、正答と条件の整合性を優先する
簿記RUSHでは、問題数を増やすこと自体を目的にしません。短い4択問題は気軽に解ける一方、前提条件を省きすぎると複数の処理が成立したり、年度によって正解が変わったりします。そのため、問題文を短くするときも、正答を一つに決めるために必要な条件は残します。
たとえば商品売買の処理方法、減価償却の記帳方法、貸倒引当金の設定方法など、方法の違いで仕訳が変わる場合は、問題文の前提を明示します。「短いこと」と「曖昧であること」は分けて考えます。
レビュー状態を問題ごとに管理する
問題バンクは、問題文・選択肢・正解・解説だけでなく、確認済みか、修正が必要か、保留かというレビュー状態も管理します。内容を修正した問題は再確認の対象に戻し、内容を変えていない問題まで一括で未確認へ戻さない方針です。
年度違いで実質的に同一の問題がある場合は、同じ確認を何度も繰り返すのではなく、出題範囲の変更が影響しないことを確認したうえでレビュー結果を引き継ぎます。一方、制度や出題区分の変更が関係する問題は、自動的に「問題なし」とせず個別に見直します。
2026年度と2027年度の範囲を分ける
日本商工会議所は2027年度試験に適用する出題区分表の確定版を2026年7月31日に公表しました。2026年度試験には従来の区分表が適用されるため、移行期に両年度を混ぜないことが重要です。
簿記RUSHでは3級の問題バンクを年度別に分け、年度切替で問題と学習ページの扱いを変えています。紙媒体の手形・小切手など、2027年度改定の影響を受ける論点は、旧年度の問題を単純コピーせず確認します。
一次情報:日本商工会議所「簿記 出題区分表」。簿記RUSHは非公式サービスであり、正式な試験情報は主催者の案内を優先してください。
過去問の転載ではなく、学習目的に合わせて独自作成する
公開している練習問題は、簿記RUSH用に作成したオリジナル問題です。本試験や市販教材の問題文・選択肢・解説を、そのまま大量転載することを目的としていません。短時間反復に向くよう、論点を一つに絞った問題や、計算手順に集中できる小さい数字の問題を作ります。
本試験形式を完全に再現するサービスでもありません。長い資料の読み取りや答案作成は本試験形式の教材で練習し、簿記RUSHでは知識の想起と弱点発見を担当させます。この役割分担を明示したうえで問題を提供します。
誤りの連絡を修正につなげる
会計処理や解説に疑問がある場合は、お問い合わせフォームから連絡できます。指摘があった問題は、問題文だけでなく、正解、誤答選択肢の説明、関連する学習ページまで確認します。必要な修正が終わる前に、レビュー済みとして扱わない運用を目指しています。
修正履歴をすべて一般公開する形式ではありませんが、サービス全体の更新では問題バンク・学習ページ・キャッシュの整合性を確認し、古い問題データが端末に残ることも含めてチェック対象にします。
広告より学習体験を優先する
広告を掲載する場合も、回答ボタンや「次の問題」などの操作に近すぎる位置へ広告を置き、誤タップを誘う設計にはしません。ゲーム画面は学習操作が主役であり、広告のために問題文を分断したり、操作導線を複雑にしたりしない方針です。
また、広告審査だけを目的に薄い記事を大量生成するのではなく、学習者が実際に使えるガイドと、問題から復習へ戻る導線を充実させます。
公開前に確認する項目
新しい問題や修正した問題は、少なくとも「問題文だけで正答が一つに決まるか」「正解キーと解説が一致しているか」「誤答選択肢の説明が正しいか」「金額計算に矛盾がないか」「対象年度の出題範囲に合うか」「問題データと配信用JavaScriptが同期しているか」を確認対象にします。
さらにPWAでは、修正後も古いキャッシュが残ると利用者に旧問題が表示されることがあります。そのため、問題データの更新だけでなくService Workerの更新反映も品質確認に含めます。
学習ページは役割で分ける
論点別の短いページは、問題を解いた直後に必要な処理だけを確認する「辞書」として残します。一方、級・科目別の学習ガイドは、論点同士のつながりや学習順を説明する「地図」として作ります。
短いページを無理に長文化して検索用の記事へ変えるのではなく、アプリ内で役に立つ短い説明と、読み物として価値のあるガイドを分けます。広告審査のためだけに同じ構成のページを大量に増やさない方針です。