日商簿記2級 · 商業簿記 · 3分解説
2027年度対応
有価証券の取得・平均原価・売却
有価証券の取得原価は購入代価に付随費用を加えます。複数回取得した銘柄を売却する場合は、問題の指示に従い平均原価で帳簿価額を計算します。
このページで扱う論点:取得原価、平均原価法、売却損益
30秒で結論
- 有価証券の購入付随費用は取得原価に含める
- 同一銘柄を複数回取得した場合は平均原価法で売却原価を求める
- 購入手数料を取得原価に含める
- 売却損益は売却価額と帳簿価額の差
まず押さえること
有価証券の取得原価は購入代価に付随費用を加えます。複数回取得した銘柄を売却する場合は、問題の指示に従い平均原価で帳簿価額を計算します。
2級では、科目名を覚えるだけでなく、取引の時点・評価方法・計算順序までセットで問われます。問題文にある条件を先に分類してから数字を入れると、取り違えが減ります。
解き方の型
取得原価→1単位当たり帳簿価額→売却分帳簿価額→売却代金との差額、の順で売却損益を出します。
簿記RUSHでは、最終的な答えだけでなく「どの条件を見て、その処理を選ぶか」を先に固定するのがおすすめです。
間違えやすいポイント
- 保有目的に応じた有価証券の勘定科目を誤っている
- 購入付随費用を取得原価に含めず費用処理している
- 購入手数料の支払を漏らしている
- 販売数量を実際より10株多くして売却原価を計算している
誤答したときは、計算ミスなのか、勘定科目・時点・評価区分の取り違えなのかを分けて復習してください。
3問だけ確認
Q1. 売買目的として有価証券を520,000円で取得し、購入手数料8,000円とともに普通預金から支払った。正しい仕訳はどれか。
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C (借)売買目的有価証券 528,000 / (貸)普通預金 528,000
購入手数料を含めた528,000円が取得原価となる。
購入手数料を含めた528,000円が取得原価となる。
Q2. 同一銘柄の売買目的有価証券を、100株×1,200円と60株×1,350円で取得している。このうち80株を1株1,500円で売却した。平均原価法による有価証券売却損益はいくらか(売却益を正、売却損を負として表す)。
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B 19,500円
平均単価は(120,000+81,000)÷160=1,256.25円。売却原価は100,500円、売却損益は19,500円。
平均単価は(120,000+81,000)÷160=1,256.25円。売却原価は100,500円、売却損益は19,500円。
Q3. 帳簿価額400,000円の売買目的有価証券を470,000円で売却し、代金は普通預金に入金された。売却損益はいくらか。
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C 有価証券売却益 70,000円
売却価額470,000円-帳簿価額400,000円=売却益70,000円。
売却価額470,000円-帳簿価額400,000円=売却益70,000円。
理解できたら10問だけ
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