日商簿記2級 · 商業簿記 · 3分解説
2027年度対応
役務収益・一定期間のサービス
サービス取引では、履行義務の充足状況に応じて収益と原価を対応させます。一定期間にわたり提供する場合は進捗に応じた認識がポイントです。
このページで扱う論点:役務収益、一定期間の役務収益
30秒で結論
- 契約負債から履行済み部分を収益へ振り替える
- 一定期間にわたる役務は進捗に応じて収益と原価を対応させる
まず押さえること
サービス取引では、履行義務の充足状況に応じて収益と原価を対応させます。一定期間にわたり提供する場合は進捗に応じた認識がポイントです。
2級では、科目名を覚えるだけでなく、取引の時点・評価方法・計算順序までセットで問われます。問題文にある条件を先に分類してから数字を入れると、取り違えが減ります。
解き方の型
契約金額、履行済み割合、既受領額を分けて整理し、収益・契約資産・契約負債のどれが動くかを判定します。
簿記RUSHでは、最終的な答えだけでなく「どの条件を見て、その処理を選ぶか」を先に固定するのがおすすめです。
間違えやすいポイント
- 収益・原価の借貸が逆
- 収益だけを認識し、対応する役務原価の振替を行っていない
- 進捗率を考慮せず契約全額を収益・原価に振り替えている
- 契約負債から履行済み部分を収益へ振り替えるを確認する
誤答したときは、計算ミスなのか、勘定科目・時点・評価区分の取り違えなのかを分けて復習してください。
3問だけ確認
Q1. 総額200,000円のサービス契約について、決算日までに履行義務の25%を充足した。対価は全額前受け済みで契約負債に計上している。当期に認識する役務収益はいくらか。
答えを見る
B 50,000円
一定期間にわたり履行義務を充足する場合、進捗度25%に応じて50,000円の収益を認識する。
一定期間にわたり履行義務を充足する場合、進捗度25%に応じて50,000円の収益を認識する。
Q2. 事前受取のサービス料1,200,000円を契約負債、関連原価720,000円を仕掛品として計上している。決算時点の履行進捗度は25%である。進捗に応じて収益・原価を認識する場合の仕訳はどれか。
答えを見る
C (借)契約負債 300,000・役務原価 180,000 / (貸)役務収益 300,000・仕掛品 180,000
役務収益は1,200,000×25%=300,000円、役務原価は720,000×25%=180,000円を認識する。
役務収益は1,200,000×25%=300,000円、役務原価は720,000×25%=180,000円を認識する。
Q3. 総額240,000円のサービス契約について、決算日までに履行義務の40%を充足した。対価は全額前受け済みで契約負債に計上している。当期に認識する役務収益はいくらか。
答えを見る
C 96,000円
一定期間にわたり履行義務を充足する場合、進捗度40%に応じて96,000円の収益を認識する。
一定期間にわたり履行義務を充足する場合、進捗度40%に応じて96,000円の収益を認識する。
理解できたら10問だけ
この論点を含む商業簿記2級の問題を10問だけ解いて定着させます。
この論点を含む10問を解く →