日商簿記2級 · 商業簿記 · 3分解説
2027年度対応
為替予約
為替予約を付した外貨建取引では、予約時点が取引発生前か発生後かで処理の流れが異なります。
このページで扱う論点:為替予約・取引発生前、為替予約・取引発生後
30秒で結論
- 取引前予約は予約レートで換算
- 取引後予約では予約時に換算差額を認識
- 取引発生前の為替予約では先物為替相場で取引を記帳する
- 取引発生後の為替予約では予約時の換算差額を為替差損益とする
まず押さえること
為替予約を付した外貨建取引では、予約時点が取引発生前か発生後かで処理の流れが異なります。
2級では、科目名を覚えるだけでなく、取引の時点・評価方法・計算順序までセットで問われます。問題文にある条件を先に分類してから数字を入れると、取り違えが減ります。
解き方の型
取引発生日、予約日、決済日の順序を時系列で並べ、予約レートと直物レートを混同しないようにします。
簿記RUSHでは、最終的な答えだけでなく「どの条件を見て、その処理を選ぶか」を先に固定するのがおすすめです。
間違えやすいポイント
- 為替予約があるのに取引日の直物相場で換算している
- 取引発生前の為替予約では先物相場で処理するため、この時点で為替差損益を別途生じさせない
- 取引前予約は予約レートで換算を確認する
- 取引後予約では予約時に換算差額を認識を確認する
誤答したときは、計算ミスなのか、勘定科目・時点・評価区分の取り違えなのかを分けて復習してください。
3問だけ確認
Q1. 商品USD 1,000の仕入に先立ち、1ドル=136円で為替予約を締結した。振当処理を適用し、その後商品を掛け仕入れた。仕入計上額はいくらか。
答えを見る
C 136,000円
取引発生前に為替予約がある場合、振当処理では先物為替相場を用いて外貨建債務を換算する。
取引発生前に為替予約がある場合、振当処理では先物為替相場を用いて外貨建債務を換算する。
Q2. 買掛金USD 1,200を1ドル=140円で計上後、1ドル=137円で為替予約を締結し振当処理を適用した(予約差額の期間配分はしない)。予約時に生じる為替差損益はどれか。
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A 為替差益 3,600円
買掛金を取引時レートから予約レートへ換算し直す。予約レートが低いので債務が減少し為替差益。
買掛金を取引時レートから予約レートへ換算し直す。予約レートが低いので債務が減少し為替差益。
Q3. 商品USD 1,200の仕入に先立ち、1ドル=138円で為替予約を締結した。振当処理を適用し、その後商品を掛け仕入れた。仕入計上額はいくらか。
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D 165,600円
取引発生前に為替予約がある場合、振当処理では先物為替相場を用いて外貨建債務を換算する。
取引発生前に為替予約がある場合、振当処理では先物為替相場を用いて外貨建債務を換算する。
理解できたら10問だけ
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