日商簿記2級 · 商業簿記 · 3分解説
2027年度対応
連結会社間取引の相殺
親子会社間の債権債務、売上仕入、受取配当金などは企業集団内部の取引なので、連結財務諸表では相殺消去します。
このページで扱う論点:債権債務消去、子会社配当の相殺、内部売上高消去、貸倒引当金の連結修正、債権債務の相殺消去
30秒で結論
- 内部債権債務の消去
- 子会社配当は内部取引であり、非支配株主持分も持分比率に応じて調整する
- 内部取引による収益費用を消去
- 内部債権に対する引当金は連結上不要
まず押さえること
親子会社間の債権債務、売上仕入、受取配当金などは企業集団内部の取引なので、連結財務諸表では相殺消去します。
2級では、科目名を覚えるだけでなく、取引の時点・評価方法・計算順序までセットで問われます。問題文にある条件を先に分類してから数字を入れると、取り違えが減ります。
解き方の型
親会社側と子会社側の対応科目をペアにして消去し、貸倒引当金など内部債権に付随する項目も必要に応じて修正します。
簿記RUSHでは、最終的な答えだけでなく「どの条件を見て、その処理を選ぶか」を先に固定するのがおすすめです。
間違えやすいポイント
- 必要な処理を行っていない。内部債権債務の消去を確認する
- 現金の受渡しを再度記帳している
- 配当相殺の借貸が逆
- 内部債権債務の消去を確認する
誤答したときは、計算ミスなのか、勘定科目・時点・評価区分の取り違えなのかを分けて復習してください。
3問だけ確認
Q1. 親会社の子会社に対する売掛金200,000円と、子会社の親会社に対する買掛金200,000円が計上されている。連結修正仕訳はどれか。
答えを見る
C (借)買掛金 200,000 /(貸)売掛金 200,000
連結グループ内部の債権債務は相殺消去する。
連結グループ内部の債権債務は相殺消去する。
Q2. 子会社が利益剰余金から配当400,000円を行った。親会社の持分比率は100%である。連結上の配当相殺仕訳はどれか。
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C (借)受取配当金 400,000 / (貸)利益剰余金 400,000
親会社受取分は400,000円、非支配株主分は0円。子会社の利益剰余金減額を連結上取り消す。
親会社受取分は400,000円、非支配株主分は0円。子会社の利益剰余金減額を連結上取り消す。
Q3. 親会社から子会社への商品売上500,000円がある。期末在庫に未実現利益は含まれていない。連結上の内部取引消去仕訳はどれか。
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D (借)売上 500,000 /(貸)売上原価 500,000
グループ内部売上は売上と対応する売上原価を相殺する。
グループ内部売上は売上と対応する売上原価を相殺する。
理解できたら10問だけ
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